通院回数に配慮し、計画的に進める歯科治療
短期集中治療とは、特定の治療法を指す名称ではありません。
1回の診療時間を通常より長めに確保し、検査結果に基づいて治療の優先順位を整理することで、医学的に無理のない範囲で複数の処置をまとめ、通院回数を抑える診療の進め方です。
飯田橋エトワール歯科医院では、院内でセラミックの設計・作製ができるCERECシステムや、必要に応じた各種検査を活用し、限られた期間内での治療についてご相談を受け付けています。
ただし、すべての治療を1日または短期間で完了できるわけではありません。歯や歯ぐきの状態、治療内容、医学的に必要な治癒期間によって、通院回数や治療期間は異なります。
このような方へ
仕事が忙しく、何度も通院することが難しい方
転勤・海外赴任・留学などの予定がある方
海外在住で、一時帰国中にできる範囲の治療を希望される方
遠方にお住まいで、頻繁な通院が難しい方
結婚式や撮影などの予定に合わせて、計画的に治療を進めたい方
治療途中の歯や複数のむし歯を、優先順位を決めて治したい方
複数の銀歯をセラミックへ替えることを検討している方
出産・入院などの予定があり、治療できる時期が限られている方
歯科治療への不安が強い方についてもご相談いただけますが、短期集中治療では1回の診療時間が長くなることがあります。
体調やご希望を伺い、短い診療を複数回に分ける方法も含めて検討します。
当院が短期集中治療に対応できる理由
院内でセラミックを作製できるCERECシステム
CERECは、光学スキャナーでお口の中を撮影し、コンピューター上で詰め物・被せ物を設計した後、ミリングマシンでセラミックブロックを削り出す歯科用CAD/CAMシステムです。
歯科技工所への製作依頼が不要となるため、歯や神経、歯ぐき、かみ合わせなどの条件が整っている場合は、歯を削る処置から作製・装着までを同日に行えることがあります。
ただし、根管治療や歯周病治療が必要な場合、複数歯の治療、色や形の細かな再現が必要な前歯などでは、複数回の通院や歯科技工士による作製をご提案することがあります。
必要な検査を行い、治療の優先順位を整理
初診時には、問診、口腔内診査、レントゲン撮影、歯周組織やかみ合わせの確認などを行い、お口全体の状態を把握します。
歯科用CT、マイクロスコープ、口腔内スキャナーなどは、治療内容や診断上の必要性に応じて使用します。
検査結果をもとに、先に治療すべき歯、経過観察できる歯、治癒期間が必要な処置を整理し、回数・期間・費用の見通しをご説明します。
なお、症状の変化や治療中に判明した歯の状態によって、当初の計画を変更する場合があります。
1回の診療時間を長めに確保
複数の処置をまとめられる場合は、通常より長い診療時間を確保します。
1回に行える処置の範囲は、治療する歯の位置、麻酔の範囲、かみ合わせへの影響、開口時間、患者さんの体調などを考慮して判断します。
通院回数だけを優先して無理に処置をまとめることはせず、安全性と治療結果を優先した計画をご提案します。
代表的な治療例と費用・回数の目安
※表示価格はすべて税込です。料金は2026年8月時点のものです。
例1:銀歯・詰め物をセラミックに替える場合(1〜2歯)
対象となる状態 |
金属の詰め物や被せ物を白いセラミックへ替えたい方で、歯の神経、歯ぐき、かみ合わせなどが安定している場合。 |
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通院回数・期間の目安 |
通常2回程度です。初回に診察・検査と治療計画の説明を行い、次の来院時に歯の形成、スキャン、作製、装着を行います。 |
費用の目安 |
1〜2歯で71,500〜231,000円 |
主なリスク・注意点 |
装着のために歯を削る必要があります。治療後に一時的なしみや痛みが生じる場合や、むし歯の深さによって神経の治療が必要になる場合があります。セラミックは強い衝撃や歯ぎしりなどにより欠けたり割れたりすることがあり、装着後も二次むし歯が生じる可能性があります。 |
例2:複数のむし歯や中断している歯の治療
対象となる状態 |
未治療のむし歯が複数ある方や、以前の治療が途中になっている歯がある方。 |
|---|---|
通院回数・期間の目安 |
治療する歯の本数、むし歯の深さ、神経や歯周組織の状態によって大きく異なります。初回検査後に、優先順位と回数・期間の見通しをご提示します。 |
費用の目安 |
保険診療の場合は、公的医療保険の負担割合に応じた費用となります。セラミックなどの自由診療をご希望の場合は、使用する材料と治療本数により費用が異なります。 |
主なリスク・注意点 |
治療後に一時的なしみや痛みが生じることがあります。むし歯が深い場合は根管治療が必要となり、予定より通院回数が増えることがあります。また、複数の歯を同時に治療すると、一時的にかみにくさが生じる場合があります。 |
例3:歯を失った部位のインプラント治療
対象となる状態 |
歯を失った部位を、入れ歯やブリッジ以外の固定式の方法で補うことを希望される場合。 |
|---|---|
通院回数・期間の目安 |
通常4〜6か月程度が目安です。検査、手術、経過確認、人工歯の作製・装着などのため、複数回の通院が必要です。 |
費用の目安 |
1本あたり45万〜60万円程度。骨造成などの追加処置が必要な場合は、別途費用がかかります。検査後に治療全体のお見積もりをご提示します。 |
主なリスク・注意点 |
外科手術に伴う腫れ、痛み、出血、感染のほか、神経損傷によるしびれ、上顎洞への影響、インプラントと骨が結合しない、インプラント周囲炎などが生じる可能性があります。 |
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治療の流れ
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Step01カウンセリング・診察

通院できる期間、転居や出張などの予定、ご希望を伺います。
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Step02必要な検査

口腔内診査、レントゲン撮影、歯周検査などを行い、必要に応じてCT撮影や口腔内スキャンを行います。
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Step03治療計画のご提案

治療内容、優先順位、通院回数、期間、費用の見通しをご説明します。内容にご納得いただいてから治療を開始します。
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Step04計画に沿った集中治療

長めに確保した診療時間の中で、医学的にまとめられる処置を計画的に行います。
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Step05治療後の確認・メンテナンス

治療後の状態やかみ合わせを確認し、良好な状態を保つための定期検診とクリーニングをご案内します。
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短期集中治療が適さない場合
進行した歯周病があり、被せ物や外科処置の前に歯周病治療が必要な場合
根管治療などで、症状や感染の経過を確認する必要がある場合
急性の腫れや強い痛みがあり、段階的な消炎処置が必要な場合
インプラントや骨造成など、医学的な治癒期間が必要な場合
前歯など、色や形の細かな調整のため歯科技工士による作製が適している場合
全身状態や顎関節の状態により、長時間の診療が難しい場合
妊娠中や治療中の病気があり、治療時期について医科の主治医との相談が必要な場合
このような場合でも、期限までに行う処置と、その後に行う処置を分けるなど、現実的な治療計画をご提案します。
注意点・リスク
治療期間・完了の不確実性
すべての治療が1日または短期間で完了するわけではありません。
ご希望の日までの治療完了を保証するものではありません。
治療計画の変更
治療中に歯の内部のむし歯やひびなどが判明し、治療内容・期間・費用が変わる場合があります。
身体的負担・追加通院
長時間の診療では、疲労や顎の痛みが生じることがあります。
治療後の調整、経過確認、メンテナンスのため、追加の通院が必要になることがあります。
自由診療について
セラミック治療・インプラント治療は自由診療です。治療開始前に費用と主なリスクをご説明します。
当院では、治療を急ぐことよりも、診査・診断に基づいた適切な治療を優先します。
費用・通院回数についてのご相談
必要な治療内容や通院できる期間は、お口の状態によって異なります。
診察・検査後に、治療の優先順位、回数、期間、費用の見通しをご説明します。






